邦画:ICHI (座頭市:綾瀬はるか主演)


三味線を弾きながら唄う、盲目の旅芸人――市<いち>(綾瀬はるか)。人と関わることを嫌う市は、自分と同じ盲目の女が男たちに脅されていても、素知らぬ顔でいた。男たちが今度は市を手にかけようとしたとき、一人の侍・藤平十馬<ふじひら・とうま>(大沢たかお)が止めに入った。だが、その男は刀を抜くことが出来ない。市は自ら仕込み杖から剣を抜き、男たちを容赦なく斬り捨てた。宿場町にたどり着いた十馬は、賭場からの帰り道、町を荒らす万鬼<ばんき>(中村獅童)の手下たちに囲まれるが刀を抜けず、カタをつけたのは市だった。そして十馬は、自分が刀を抜けない理由を市に打ち明ける。やがてふたりは、反発しながらも次第に惹かれ合う。しかし、市にとって心休まる時は、長くは続かなかった…。勝新太郎の代表作『座頭市』に負けずをとらない女性版『座頭市』が誕生。
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