邦画:火天の城

天正四年(1576年)、熱田の宮番匠、岡部又右衛門(西田敏行)は、織田信長(椎名桔平)から安土に五重の城の建設を命ぜられた。又右衛門は即座に引き受けたが、城造りを指揮する総棟梁は、名だたる番匠たちとの指図(図面)争いで決めると言う。夢のような城造りを前に、苦悩し、寝食を惜しんで指図作りに没頭する又衛右門を支える妻、田鶴(大竹しのぶ)。そして、一人娘の凛(福田沙紀)も又右衛門の勝利をただひたすらに願った。やがて、大和六十六州の職人たちが安土に集結し、前代未聞の巨大な城造りが動きだす。
[10回]
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